2002年12月のエントリー 一覧

日々是精進?

うー。
せっかくの冬休みというに、
毎日が流れ流れていくぅ。

今年は何かと誕生日を祝われる事が多く、
3回くらいおめでたかった。
素直に嬉しいけれども。
みなさま、ありがとうございます。

誕生日と年の瀬というのは、
ふと、自分の過ごしてきた時間と
いうものを考えてしまうものです。

自分にもっと疑問を持たなくては。

誰かがいつでも傍にいてくれるから、
だから僕はすぐに忘れてしまうけど、
でも僕は不完全なんだってこと、
変わらなきゃいけないとこが、
やらなきゃいけないことが、
たくさんたくさんあるんだってこと、
忘れないように。

悪しくもそれが、
僕の持つ"可能性"なんだってこと
肝に銘じておくように。

そしていつかみんなに
還元できますように。

映画観て、善人なフリ。

ノーマンズランドとカンダハルを見た。

人間はすごいな。
アフガンでの地雷は、殺すことが目的でなく、
障害者を増やし、社会崩壊を誘発するため、
わざと、火薬量を減らしたものがあると
聞いたことがある。
つくづく人間はすごいなと思う。

しかし、そもそも"人間"なんて種族はいない。

ビデオが終わり、切り替えたテレビで
ミュージッククリップが流れてた。
この中に生きる人と、先の不完全な形をした人を
人間なんてひとくくりにできるわけない。

それ程までに、この世界は理不尽で不平等。
人間なんてひとつの言葉に押し込めるのは極めて傲慢。

人と人とが争うのが不幸なのではない。
人が自分の幸福を追い求めることが不幸なのだ。

国連のよく使う"人間らしい生活"とか
アメリカの好きな"人道的軍事介入"とか
何を言ってるのかさっぱりわからん。

彼らの言う"人間らしい生活"って、文明的で衛生的で
誰にも抑圧されず、差別も受けず、従って人に優しく、
身近に死がない暮らしってことでしょ。

でも、"人間らしい生活"って、結局、他を差別し、
虐げ、迫害し、おいやり、殺し、そういうことを
繰り返しやってきた結果、得られた生活じゃん。

そんな僕達が"人道"語る資格あるわけないし、
それ振りかざせば、虐殺的に人殺せるっていう、
世界のルールもよくわからん。

って、無責任な知識人ぶってるニュースキャスター
みたいなこと言っちゃった。。。反省。 

このページの上部へ