遠くに住む友達からの電話。
ソウルで同じ宿に滞在してた子。
僕よりはるかに正直で、
僕よりはるかに努力してて、
だからこそ僕よりはるかに幸せになる権利持ってる子。
にも関わらず、彼女に笑顔はなかった。
自分に自信がなくて、
だから自分を好きになれなくて、
それでも逃げ出すことはできなくて。
いまの自分に満足してる人なんてあんまりいない。
それなくしたら面白くないし。
そんな人なんてつまんない。
けど自分に嘘がつけないぶん、
ずっとずっと苦しい思いをしてきた。
傍にいてくれる人、話を聞いてくれる人、
自分の味方してくれる、自分を信じてくれる人が
世の中に数人いるってことだけじゃ、
彼女の魅力を証明することはできないのかにゃ。
僕なんか、それだけで根拠のない自信を持って
どっかりと腰をすえちゃうのに。
てか、僕みたいなどうしようもない友達しかいないから
自分を疑ってるのか?むきー。
だから彼女の気持ちは完全には理解できない。
けど僕は思う。
自分に対する不満が、自分を変えてく力だとしたら、
あきらめたり、多少目をつぶったりして
「うまく」生きてる僕を含めた大多数の人たちよりも、
悩める彼女のほうが、100倍も
素晴しい人間になれるんじゃないかって。
もう少しだけ、肩の力を抜いて生きていけたら、
なんて楽しい毎日でしょう。
でも、今がんばってるぶん、泣いてるぶん、
いつかきっと、自他共に認められちゃう、
素敵な素敵な人間になれるでしょう。

