2003年6月のエントリー 一覧

ほのぼの夫妻。

先週、ジオスに置き手紙しといてくれた。
バックパッカーズにいたとき、
一緒にご飯つくってくれた方々。

JBAYに行ってたアキさんと
日本に一時帰国してた映子さんが
ケープに戻ってきたので、3週間ぶりの再会。

アキさんは本当にとぼけてらっしゃる。
いや、マイペース。人を不愉快にさせるんじゃなく、
人を和ませるマイペース。
でも、時間もらって話してみると、
やっぱりしっかりした芯があったりして、
それに基づいた自身と誇りも見え隠れしてて。
でも、なごみ系。
つかめなかったな最後まで。
今思えば、聞きたいこともっとたくさんあった。
でも、何時間話しても、アキさんは
僕なんかが掴みきれる様な人じゃないだろな。
けど、そんくらい奥深いんだけど、
でも、彼の答えはいつも単純。明快。
だからこそ、シンプルにかっこよく生きられる。
さっき気づいたんだけど、この前日記に書いた、
まさに「子供」そのもの。

そんなアキさんに手を焼きながら?も
隣でいつもニコニコしてる映子さん。
一生、この人についていく。って決めるのは
並大抵の決断じゃないだろうけど、
映子さんの場合、本当についてきちゃうんだから、
やっぱぶっとんでる。
でも、アキさんの隣で本当に楽しそうに、
いっつも笑ってる映子さんの笑顔は、
やっぱアキさんを幸せにしてるんだろうな。

ってな感じのほのぼの夫婦なのですわ。
アジア横断、アフリカ縦断を終えた二人。
今度はナミビア、ボツワナ。
で、スペイン飛んで西アフリカ。
南アに戻ってマダガスカル。
そしたらやっと南米へ。
二人の旅はまだまだ続く。

最終地点のオーストラリアは、
きっとまた二人にとっての
新しいスタート地点になっちゃったりするんだろな。
二人でどこへいって、何をするんだろね。
アキさんの深く輝く子供のような目と、
映子さんのさがった目の笑いジワ(笑)。

二人がこれからもずっと、
旅じゃなくてもさ、世界のどっかで仲良く
笑いながら生きてること自体が、
やっぱり僕に力をくれるのです。
ほんとにありがとうございました。

今日はテーブルマウンテンに登ったぞ。
てか、うちの学校に日本人がきた。
つよし君っていう一個下の男の子。
やたー。ついに日本人を手に入れたー。
日本のジオスに通ってたらしい。
うはうは。

てことで、こないだの続きが思い浮かんだ。

子どもー。
自分に素直で、自分に嘘つかず、
何に臆することなく、ただ貪欲に、ただ真っ直ぐに、
何かに向かい、すべてに学ぶ。
目を見開いて、そらさずに、
けど、前も後ろも周りも見ずに、
ただ、ただ走り続けるような。
んで、転んだら、全身使って泣いて、
泣き疲れたらそのまま眠って、何も考えずに眠って。
そんで、おきたらもう笑顔で、また歩き出すような。

そんな子どもになりたいです。

いや、てか韓国人の飲みははげしいな。
3人でビール25缶開けてた。
あな恐ろしや。

さて。日記の更新を怠っていると、
一部の心のあるかないかわからない人達からお叱りを受けているので更新です。

昨日は日本領事館の人の家に遊びに行きました。
久々の日本人の集まりです。
聞くところによると、ケープ周辺で、日本人留学生は
在留届けを出してるだけで10人ちかくいるらしい。
把握してないのも含めると20人くらいらしい。
どうりで、会わないわけね。
韓国人とアンゴラ人なんてうちの学校だけで、
それ以上いるのにさ。
ということで、そこで話をしていくうちに、
やっぱ柔らかいってことは大切だなと思った。

ぜんぜん関係ないけどさ、
たぶん僕はずっと子どもでいたいんだと思うのさ。
うまくまだまとまらないんだけど、
何かに固執して、しがみついてる人、
のくせ、夢とか見れない人、あっても追えない人、
だから、昔を思い出してる人、
けれども、青臭いこと言えない人、
そうやって、文句だけは山積みの人、
だけど、すべてをわかったようなふりしてる人、
けっきょく、心が機能しない人、
そうして、今を生きれない人。
そういう大人にはなりたくないと。

って自分で書いてて、全部自分にあてはまるなあと。
ばっちりあてはまってるなあと。

ということで、それを崩すべく、
僕はうがうが子どもじみた真似をいつまでも
し続けてるんだなあと。

なんでも吸収してけるような、
いつも目が光ってるような、
貪欲で無邪気な子どもであり続けたいものです。

ねむし。

なんだか毎日眠いのう。

なぜだか、ホームステイなどするはめになり。
でも、韓国人の友達ができたので、
その友達と、毎日遊んで帰るので、なぜだか、
ホストファミリーとあんま話したことない。
ほかにも韓国人と日本人がいるらしいんだけど、
それもあんまわかんない。
たぶん、みんないい人と見た。

ちゃんと勉強しなきゃだめだなってことはわかった。
けど、やっぱ、今まで勉強なんてしたことも
ない人が急にはできないんだな。きっと。

ってことで、孤独感もなく、
ホームシックにもかからず、
なぜだか満喫してしまってる僕。
そういった意味ではあんま来た意味ない気がする。

もっとまじめに勉強しなければ。

ってか、すごくうれしいことに、
ホームステイ先に移り住んだおかげで、
パンツが洗濯できた。してもらった。
日本から一度も洗濯しなかったのに。
ってか、さほど気にもかけなかったから、
初めて履き替えたトランクス。
およそ2週間くらいだろうか。
僕の洗われていくトランクスに愛しさすら
覚えました。
やっぱりキレイが一番です。

旅立ち。

この宿はケープでも結構日本人集まるとこなので、
同じドミは全部日本人。
そしてどの人もアジア横断、アフリカ縦断をして、
ここまでたどり着いた人たち。
そもそも僕は長旅の人と
コミュニケーションとるの苦手。
旅歴オーバー2年クラスの人とかは、
目が死んでる人多い。僕の主観だけど。

でも、ここに集まる人たちは、
なぜか、そういう人じゃない。みんなコトバが通じる。
そのなかでも仲良くしてもらった4人のうち、
1人は南米へ、3人はバンコクへ旅立ってしまった。
みんなもともとは、
一人だったり、二人だったりなんだけど、
中央アフリカで知り合って、
4人でこっちへ抜けてきた。いいチームだと思う。
みんな、それぞれがお互いを必要として、
お互いを尊重して、
なにより、一緒にいたいと思ってる。

彼らはそれぞれ、アジアだったら
あんまり会えないほどの、ツワモノ旅行者たち。
それでもコトバを忘れずに、
ちゃんとした目を持ってた。
しっかりと、歩み続けてた。
世の中には上には上がいて、自分は一番じゃなくて、
一番になれなくて、そんなのわかってて、
それでも、自分が幸せに生きる道。
自分が自分でいられることに
誇りを持って生きてる人たち。
ちゃんと、しっかり、「生きてる」人たちだった。
かっこよかったです。単純に。

これからも、楽しんでほしいです。全部。全部。
そいで、また、どこかで会えるといいなー。
また、最後のボンパーティーで。。。

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