バックパッカーズにきた。ジュンさん見送りに。
手紙だけ渡そうと思ったのに。
やっぱいれるだけ一緒にいたいし、
って思ってもう一度宿に戻る。
フォンタナのチキンと、スパーのケーキで準備。
パーティーだー!!
って思ったのにね。タカさんがね、悪いと思うんよ。
最近、いろいろあって涙腺が緩いんだ。
って言い訳してたし。
「アフリカで会うやつ、すげーよ。
みんなすげーよ。」って。
とにかく泣いちゃってさ。
そしたら僕も泣いちゃってさ。
そしたらジュンさんまで泣いちゃってさ。
大の男が3人揃ってケーキを囲んで涙してる。
って身の毛もよだつような世紀末の図。
タカさんとジュンさんは
ジンバのハラレで一ヶ月一緒だったんだって。
だから、迎えの車
(ジュンさんは貨物船でヨーロッパに行くのです。)
を待つ間は、僕は離れて待ってたんだけどね。
けど、2人ともね、話さないのよ。なにも。
たまに交わす会話も、すっごく他愛もないコトなの。
でもお互い、通じてたんだろうね。
そしてジュンさんは旅立ってしまった。
なんて表現したらいいんだろう。彼の人柄。
まったりしてるんだよね。
ほんわかとかそういうんじゃないけど、
なんか一緒にいると落ち着くんだよね。
彼の人には見せない強さが
優しさになってるからかもしれない。
いろんなコト、一人で乗り越えてきてるだろうから。
でも、それでいてオーラはない。
いや、悪いイミじゃないよ。
擦れてないのよ。すんなりうちとけられるし。
素朴とはちょっと違う。普通なのよ。うん。普通。
高いところに上ったり、あるいは低いところで腐ったり、
そういうんではなく等身大。

