水鏡。

授業に出た。
みんなこんなことを4年間も続けるのかと。
焦燥感とでもいうのかな。
画一化。これはある種すごいことだなと考えた。
がんばれ日本の大学生。特に5年目の僕。

ということで、まったく関係ないですが、
今日は帰りがけにみんなで海に行きました。
といっても、日付が変わってからなので夜の海です。

安アパートの畳の部屋にぶら下がってそうな裸電球。
その白い電球みたいな月。

その月がつくる陰影で雲の存在を知る。
雲がつくる陰影で月の明るさを知る。

目を落とせば夜の海。
波うち際は光りと闇の織り成す世界。
海岸線の街頭なんか、比にもならん。
月明かりを映しながら、行ったりきたり。

自然と対峙できる場所は、実はこんなに近くにある。
中国へのフェリーの上で見た見渡す限りの海原でもなく、
南部アフリカの原野で見上げる星空でもなく、

湾岸を防波堤で仕切られた人口の明かりを背負う海。

自分達の小っささとか無力さが
夜空と海と月と宇宙に照らされて、
ちょっと恥ずかしく、ちょっと嬉しくて、
恍惚とする。幸福感。

 

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