40分後。かくして僕はバスに乗れたのであった。
あの(デパートのセールのような)戦場のような乗降口で、
女の子に先を譲ってしまうあたり。僕って素晴しい。できた人間だと思う。
大人な男りゅーすけ。
しかし、付属の女子高生は、これがどうしてイケてない。
勉強が好きそうな、どうしたってもアカヌケナイ女の子か、
はたまた逆に、ちょっとちょーしに乗りすぎてイってしまった女の子か。
つまり、学級委員と田舎ヤンキーで構成されているのだ。
これでは付属の男の子が他校と合コンに精を出すのも納得である。
という与太話は別として、
バスの中は学級委員も、田舎ヤンキーも、サカリのついた男の子も、
みんな元気に騒いでいる。ほほえましい限り。さながら遠足である。
笑ったり、叫んだり。
まさに世の中怖いものはないのだろう。
愛を叫ぼうが何をしようが、
自分が世界の中心だと思ってることは間違いない。
で、このパワーを何かに使えないかと考えた。
駅までのバスの15分間。思いついたのが就労だった。
日本男児たるもの国の発展のために働くべし。
少子化がどうのと騒がれるが、彼らを職に就けたらどうだろう。
現代日本の教育を考えると、問題なく大学を卒業したら22歳になっている。
で、これまたうまく就職したところで、60歳で退職させられる。
つまり、20年間を教育に費やし、40年間しか労働しないのである。
これに老後の20年間をプラスして、マルクスばりの経済学の理論で言えば、
40年間の消費行動と、40年間の生産行動である。
これでは経済成長率が伸びないのも無理はない。
鬼平犯科帳によれば、17歳なんてもう立派な働き手である。
いや、でもまて。江戸時代は平均寿命も短かったのかもしれない。
よくわからんけど、人間遊んでる時間と働いてる時間は、
同じくらいになるように、そういうように作られてるのかもしれない。
んー。でも。
明治大正の農家の方が言っておりました。
「夜明け前から日暮れまで働いて。
床に入った時だけは、極楽浄土の夢を見る。」
間違いなく、生活は楽になっている。
一方で、現代の流行り病=自殺率の増加。
生きることは難しくなってるのかな。
んー。再考の余地あり。

