家からクルマで1時間30分。
バイクで1時間。
電車だとこれまた1時間30分。
僕の大学は、田舎にあるくせに最寄り駅から、さらにバス。
というひどい立地条件にある。
なので普段は、バイク。
寒い冬と雨の日はクルマで学校に通ってる。
しかし、今日はたまたま旧友と飲む(僕は飲めないが)予定があるので、
電車とバスで学校に行ってみた。
で、帰りのバス。
約束の時間に遅れそう。
運の悪いことにキャンパスには付属の中学校と高校があったりする。
部活帰りの彼らがバス停を占拠している。
長蛇の列。
で、並ぶ。僕は大人だ。バスが来る。
といっても一台のバスに乗れる数は限りがあるので、あまり進まず。
もう一台バスが来る。
こんどは少しは進んでくれたが、僕の番はほど遠い。
またバスが来る。。。
並びはじめて20分。僕は気づいた。
僕の後ろには20人ほどしか人がいない。
後から後から中高生たちはバス停にくるのに、僕の後ろに列はできない。
???なるほど。
みんな列の先に友達を見つけてはバスに乗り込んでいるのだ。
つまり、あれだ。横はいりだ。順番抜かしだ。
そして僕は抜かされてるわけだ。だから僕らはいつまでたっても最後尾なのだ。
バスの乗車口を見ると、なるほど確かに無法地帯だ。
我先に他人を押しのけ入っていく地獄絵図。
うちの大学の女の子の親の平均年収は一千万を超えるらしい。
つまり、「一千万以上が勝ち組」っていう電○の調査によれば、みんな金持ちだ。
であるからして、
中高から付属の私立に通ってる彼らは、たぶん、もっとハイソに違いない。
そんなハイソ(偏見)な彼らが、何を争っているのだろう。
順番を守りましょう。ってことを幼稚舎とかで習わなかったのだろうか。
いや、でも僕がこんな立地の高校に通っていたら、
間違いなくフレックス。
バスが混むからという大義名分を持ってして、遅刻と早退を繰り返したに違いない。
その点、彼らはまだ偉い。
授業をちゃんと受けつつも、早く帰って遊びたいという
エスとイドとの葛藤が、
バスの順番抜かしという抜き差しならないゲームを生み出したのだろう。
こんな無法な醜い争いを繰り返しながらも、
その勝者達は、バスに乗ったとたん口々に、
「お願いします。」と運転手さんに言ってしまうあたり。
なんというか、オモシロ微笑ましい。

