2004年10月のエントリー 一覧

ご出産。


またしても立ち会えなかった。。ふう。

ということで、無事出産。
二日後にやっと横須賀に戻って会うことができました。

予定通り女の子。
未優(みう)と命名。ううむ。みゅうみゅうだ。

まあ名前はさておき。

つきなみだけど、赤ん坊はサルっぽくてかわいくない。
そして、気がついたのだけど、動かない。
真夏日のサファリパークみたいで面白くない。
眠ってばかりだ。

これだけ一家を騒がしているのだから、
少しは愛想を振りまけばいいのに。
まったく世間をわかってない。

ということで、すくすく育って欲しいものです。

そして、この祝賀ムードの中、一番の被害者は第一子えなっぺだと思われる。
今まで我が家の愛を傍若無人に独り占めしていたのに、
これからは次女にその座をとられることになる。抜き差しならない状況である。

気分屋で、ときどきしか僕になつかない、えなっぺだけど、
僕だけは君の味方です。
僕の一番目の姪っ子として、これからずっと。
みゅうみゅうよりもかわいがってあげましょう。 

予定日。

僕の姉がこのほど出産予定。

第一子のえなっぺは出産時に立ち会えなかったので、
こんどはちょっと楽しみだ。

で、予定では女の子。
姉も、僕の両親も、みんな喜んでいた。
母親が「男の子は大変だもの。」と言うごとに、
なぜか肩身が狭くなる。
僕か?それは僕を指しているのか?

ところで胎児は、はじめは魚の形をしているらしい。
そっから足が生えて、手が生えて。
これは実は進化の過程と同じらしい。
子宮は海。出産と同時に肺呼吸を始める。

お腹の赤ん坊は、何を考えて眠ってるか。
「人間は生まれながらに不平等」
なんておっしゃる方もいらっしゃるが、
お腹にいる間だけは、おうおうにして平等。

肌の色も顔の形も目の色も関係ない。
人種も国境も宗教もない場所。
みんな同じところから始まる。

社会の軋轢とか、夢の大きさとか、自分の可能性とか、
そんなの関係ない場所で、そんなのに汚されないように。

この歳になっても姉とはあまり仲良くありませんが、
生まれてくる赤ん坊には元気に出てきて欲しいものです。

流せ☆うんこ。

おしっこがしたくなりました。
Ωのトイレに行きました。

Ωのトイレはちょっと広め。なのに。
なのに、入ったとたん臭気が鼻をつく。

くさーい。これは我慢ならん。うんこ臭い。

拒絶反応を示しつつも、僕の体は尿を排泄したがっている。
うむ。どっちかといえばおしっこのほうが我慢ならん。

ということで、口で息をしつつ、気道を確保。
意を決しておしっこをする。緊張感と開放感。

僕のからだは落ち着きを取り戻しつつあった。

用を足し終え、興味本位で扉を開く。

やっぱりだ。なるほどな。
対峙する。流されぬまま残ったうんこと。

小学生じゃあるまいし、うんこしたら流しなさい。
たぶん、犯人は大学生だ。いい加減に大人になれ。

そこで僕は、僕と同じ痛みを味わうであろう、
後人のため、流してやった。

吸い込まれていく、うんこ。爽快感。
臭いまで吸い取られれば、なんと住みよい星となることか。

と、噂をすれば、後人が。外から人が入ってきた。

男A 『うわ。』
男B 『くさっ。』

流れる水の音。

たたずむ僕。

状況から察するに、
きっと僕が、よんどころなく臭いうんこした系だ。
きっとそう思われてるに違いない。

だって、二人の若人はちょっと気まずそうに、
僕とは目をあわせなかったもん。

『いや、僕じゃないんだ。』

その一言が言えたら、この世はどんなにステキに映るだろう。

手も洗わずにトイレから出て。
その手でこの日記をタイピングしてやることでしか、
僕の心は癒されないのです。 

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