2006年12月のエントリー 一覧


『9月10日空けといて。』

ほんとに久々の友達からの電話。
一年以上も会ってないのに、
その一言でわかってしまうあたりやっぱり友達。

ありくん。ご結婚をめでとを。

入学式の後の初登校。
アルファ館の前でぽつんと座るタータンチェックのヤサオトコ。
同じニオイを感じてナンパしてからのつきあい。

でも、そっからの成長がすごかった。
人に優しく、優しすぎ、常にまわりの意見を尊重してたありくん。
いつからだろう。
自分の進路を決めるころには、自分の生き様をしっかり描いてた。
あのヘナヘナした笑顔のくせに、弟よりも背が低いくせに、そして未だ声変わりしてないくせに。
物事に対するこだわりと、自分に対する頑固さをちゃんと蓄えてた。

そうか。ありくんが一番だったか。

大輔やめぎゅの言い訳は今度会ったときに聞くとして。

ありくん。結婚おめでとう。

いとことの再会。

バイクを、本を、旅を。
昔から僕に多大なる影響を与えてくれた人。

その彼がまた新しい旅立ちをする。
やっとこさ日本に帰ってきたと思ったら、
また出て行ってしまう。

自分の信じる道を歩くこと。

いろんなことをあきらめて、
それでも、うまく自分を納得させて
するりするりと生きてきた僕なんかにはわからない。

自分を信じることの難しさ。

それをよく知っている人だと思う。

人から見ればそれはひとつのゴールだけど。
信じた道のその先が、この先どうなっているのか。
そこにたどり着いたとき、何を思うのか。

それを探りに行くのだと思う。

まだ道半ば。
インドネシアだろうがスーダンだろうが。
その果てに何があるのか。
彼は探しに行くのだと思う。

帰ってきたらまた、日本でうじうじしている僕に、
『そこに、何があったのか』教えてください。

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