そして翌朝6時過ぎ、
カトマンズを出て11時間でバスは無事、国境の町スノウリへ。
ここからはリキシャに乗って国境へ。
朝の景色は気持ちがいい。街をキレイに見せてくれます。
知らなければ通り過ぎてしまいそうなネパール側のイミグレで出国をし、
ゲートをくぐると、そこはまたインド。
またも商店みたいなイミグレで入国審査。無事インド入国(2日ぶり)。
目指すは聖なる川、ガンガーの街バラナシ。
ここからは乗り合いジープで半日。
ドイツ人、スウェーデン人パッカーと、目的不明のチベタン夫妻。
運転手と、その助手1人。
TATAトラックが通り過ぎるたび、ああここはインドだなと。
なつかしくも思えるわけです。
途中何度かの休憩を挟みますが、
どこからかハッパの匂いが。。
匂いのもとを辿っていくと、スウェーデン人がニヤリと笑う。
国境越えで持ち歩くなんてよっぽど好きなのね。
そこへ、かの助手も気づいたらしく、寄ってくる。
ふたりでニヤニヤしながら真昼間からまわし吸い。
その光景を見て。ああ。世界はまだまだ平和だな。
なんて思ってた休憩後。
運転手が助手席へ。ハンドルを握るのは先述の助手。
そこからは、スーパーマリオでいうところの、スター状態。
無敵のBダッシュで周りの車を蹴散らしていく。
ああ。
なんでこんなガンぎまりの奴の車に乗らなくちゃいけないんだろう。
旅の神様ひどすぎる。
けど、大丈夫。彼らにもきっと、チャクラがついているのだから。
ということで、午後3時。
カトマンズを出て約20時間で彼の地バラナシに無事着きましたとさ。
あ。もちろん僕はハッパとかやってませんよ。
いい歳してそんなのやったら、それだけでバット入っちゃいますから。